翡翠色Berryz
2月13日
その日、ブリタニア全土の店からチョコが消えた。別にバレンタインシーズンだからという訳でもない。
「なぁ、マジでやんのかよ。」
「兄弟、もとは兄弟が言い出したことだぜ、今更怖じ気付いてんなよ。」
「ヤッパリやめだ。こんなことしても何にもなんねぇ。」
ヴォがズッ
「ぐはっ・・・?」
「兄弟、アンタにもうその気がなかろうと実行してやるぜぇ。」


次にオレが目を覚ましたのはガーランドの隊舎だった。
「ようゲヴェール、オメェブリタニア全土からチョコ消したんか?」
「い、いや。オレじゃない。だがティーチが、エドワード・ティーチがそれを実行中だ。急いで止めてくれ。」
「何でオメェの英霊がんなことすんだよ?」
兄貴の言うとおりだし言うか。
「実は・・・」
オレは全てを話した。




「なるほどな。で、お前にも協力してもらうぜ。」
「あぁ、やらせてくれ。」
元はオレがまいた種だしこれをやんなきゃ後味悪いしな。
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