感想ノート
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森ゆかり 2009/06/29 22:26
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こんばんは〜完読です〜
何で本棚で温め続けていたんだろうと、後悔しました。
それくらい、あたしに響いてくれるお話でした。
好きです。←いきなり告白
はぁん。興奮中で感想が上手く言えない。とにかく大好きです。
素敵な作品ありがとうございました。藤乃 2009/06/27 00:06
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メガネさん
遅くなんてありませんよー。
長い長いお話を読んでくださって、本当にありがとうございます。
悲しいけれども綺麗。
ありがとうございます。とにかく綺麗を目指しました。本当なら綺麗じゃないものまで綺麗に描こうと。
そしてラストを素敵とおっしゃっていただけて、とても嬉しいです。
ハッピーエンド。2人は幸せでしょうから、きっとそう呼んで間違いないと思います。
世間的には背徳的な道ですが、世界が2人で完結してしまうなら、きっとそれは幸福と呼んでもいいのだと思うのです。
本当にこちらこそありがとうございました。森ゆかり 2009/02/11 10:16
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桃さん
早速ありがとうございます。
そらまめくんのシリーズ可愛いですよね。
中でもめだかの子の話が好きなんです。
でもあれ、思いっきり洪水ですよね。
畑がつかってるやん!
なんてつい突っ込んでみたりしてました。
この夜話は本当はファンタジーカテに入れるべきなんだとは思うのですが、話の結末から童話カテに置かせていただいている、少し毛色の変わった話だと思います。
よろしければお暇な時にでもお願いします。森ゆかり 2009/02/03 23:20
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ユウヤさん
加納さんは寡作な作家さんです(笑)
年に1冊も出してくれない時もあるのです。
ですけれど、優しいユウヤさんに、「ななつのこ」のお話はきっと楽しめるものではないかなと思います。
白いタンポポの孤独感とか、紫陽花の色の秘密や。
きっと、読んだ後にほんわり出来ますよ。
夜話も今、少しずつ見直しをしている所ですが、大きな流れは変えなくても表現のおかしな所や文体の乱れなど、やっぱりぼろぼろ出てきますね。
成長の証なら嬉しいのですけれど、始めが下手すぎるのかも知れません(笑)森ゆかり 2009/01/27 04:40
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こんにちは。
入れ子という技法の名前すら知りませんでした。
映画『タイタニック』も入れ子の構成といえるんですかねぇ?
もし、そうなら、ミステリーばかりか何にでも応用できそうですね。
加納朋子さんの作品を紹介してくださり、ありがとうございます。
早速、図書館で検索してみたら、24件も作品がありました。
たくさん、書いている方なんですね。
その中に、「ななつのこ」があったので、予約してしまいました(ラッキー! 笑)。
創作物は、とくに制作した当人にとっては、時と共にゆかりさんのように思われるのではないでしょうか。
個人的な想像ですが、ご自身が成長している証でもあるような気がします。
自分の中で、新しいものを、新しいものをと書いてゆけば、自然と己の歴史が積み上げられていきます。
音楽にしても絵画にしても、きっと、年月が経てば、若さや荒さを自身の作品に感じるのだろうし(勝手な想像)、周りの人々がその作品に対してそう感じる以上に創作者は若さや荒さを感じているのかもしれません(そうして、自身の歴史を省みているのかもしれませんね)。
その中で、古くなっても大衆に受け入れられる作品は必ずあるわけで、そんな小説が書けたら幸せですよね?
また来ます。ユウヤ1221 2009/01/26 22:41
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ユウヤさん
嬉しい言葉をたくさんいただいてしまって、感激しきりのワタシです。
童話を解説した本はいくつか出ていた筈ですから、司書の方にお訊ねになればどれかは紹介して下さるかと思います。
こういった入れ子の技法が珍しいかどうかは、統計があるわけではありませんので、あくまでもワタシの印象ですが、珍しくもなく、よく見るわけでもなく、といったところですね。
入れ子の技法を使っていて、唸らされるものはミステリが多いですが、加納朋子さんの「ななつのこ」などがワタシは好きです。
一冊の絵本と、日常と。
著者と読者が時折交流しながらひとつずつ謎を解明していきながら最後に大きな謎が解けていく、そんなお話です。
そちらは秀逸な小説ですが、こちらはどうでしょうね。
今読み返すと、既に文体などに若さや荒さを感じてしまいますから、推して知るべしって感じですね。
いつまでも錆びないで小説を書き続けるというのは非常に難しいです。森ゆかり 2009/01/23 06:45
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続きです。
カリョウの罰に関しても、いたって自然でした。
これに関して2つの側面から補足すると、まず、私(読者)が物語の世界に浸ってしまえば、理屈が多少合わなくても読者は納得すると思うんです。
私は、2、3話あたりからこの物語の色に染まってしまった気がするので、ある意味、物語のなすまま、されるがまま状態にいるわけで。だから自然に感じたのかもしれません。
そのような感覚になるのも作者の紡ぐ一文字一文字に魅了されているからではないかと思います。そう滅多にあることではありません。
次の側面というのは、リョウキや大神様のいた世界は、現代の私たちの住む常識や何かの基となる概念などが今の自分と違っているだろうということが話の描写から理解できるので、カリョウの罰に不信を抱くがもとより、逆に大神様の存在していた“昔”の話として強調されるので、話の展開にはいささかも矛盾を感じませんでした。
以上、2点の理由から私は、とても自然に感じたというわけなんです。
『登場人物の気持ちを汲み取れる・・・』と言ってもらえるのは、まず、そのような作品に仕上がっている証拠であるからだと思いますし、わたくし的には、登場人物の気持ちを汲み取っているというよりかは、物語を読んで内に泉のごとく湧いてくる言葉をこの感想ノートに書きとめているだけなんですよ(笑)。
また、来ます!ユウヤ1221 2009/01/22 23:10
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こんにちは。
半年ほど前だったか、童話を心理学的な面から読み解いた本がちょっと話題になったことを覚えています。
タイトルは忘れましたが、司書の方に尋ねれば何か紹介してもられるかもしれませんね。
助言ありがとうございます。
図書館ついでなのですが、新藤順丈『地図男』という本を借りていまして、ちょうど今日読み終えたのですが、その本と夜話の共通点らしきものを感じたのでその話を。
内容ではなくて、テクニックといってよいかは分かりませんが、どちらも主人公が出会った人物が別の次元の話を語るんです。
まあ、『地図男』では、主人公が地図に物語を書き込む男に出会って誰に物語を紡いでいるのか不思議に思うんですが。
どちらの物語にも、主人公に物語を語る人物がいるので、ある世界(主人公のいる世界)の中に、別の違った世界(ある人物が主人公に語る物語の世界)がいくつも存在するような形に見えるんですよ。
これは面白いと思いまして。
こういう構成は、昔からある一つの手法であるのでしょうか?
カリョウとリョウキの話では、月の光に満たされた泉を描写しきれなく心残りがあるようですが、個人的には全然気になりませんでした。
その話が加われば、もっと違った印象を受けるのかもしれませんが、今のところその描写が深くないことで逆に上手くいっている感もします。
下手に猥雑になるとスピード感やリズムを崩しかねないですからね。
私が心配するまでもなく、ゆかりさんならその辺はいつも考慮されているでしょうから、何をしても読者を唸らせると思いますが。
続きます。ユウヤ1221 2009/01/22 23:09
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ユウヤさん
童話を心理学から読み解いた本はいくつか出版されていますから、もし興味がおありなら、図書館などで調べてみても面白いかと思います。
さて。
カリョウとリョウキの回ですね。
そこに頁数をとられてしまって、月の光に満たされた泉を描写しきれなかったのが心残りですが、2人の話はよく収まったものだと冷や汗が出たものです。
2人の恋は壮絶なはた迷惑ですしね。
大神様はよく許したなぁと思います。
これだけの迷惑を考えたなら、カリョウの罰はとてつもなく重いものでなくてはなりませんし。
登場人物の気持ちを汲み取ってくださる素敵な読者さんですね。
ユウヤさんの感想がとても楽しみです。森ゆかり 2009/01/22 00:02
ふじのん(〃▽〃)
完読に感想をいただくだけで、大感激なのに、素敵なレビューをいただいて、その上告白だなんてー←勘違いの真っ只中
このお話がふじのんの中に、少しでも何かを残せるようなものであればいいなぁと思っています。
そうして、2人のその後はこっそりぐれかふぇに(笑)
えぇ。あの空のアイロン。
ちゃっかり1000文字にも同じものを投稿してたりしてます。
ふふふ。
転んでもただでは起きないので、宿題にもこっそり色々なものが仕込んであったりしているのでした。
でもでも。
本当に、長い長いお話を読んでくださってありがとうございました。大感謝です。