空音~君の笑顔が~
そんなことを思いつつさっき見ていた外をもう一度見る。
ちょうどよく優季くんがダンクをしていた。
それを見て無意識に胸の前でガッツポーズ。
すごーい!なんか鳥みたいにふわって飛んだよーっ!
感動しながら優季くんをずっと見ていたら
友達に誉められたのか
笑っていた。
優季くんは、4つの季節の中でも春みたいに無邪気に でも、優しく笑うの。
「あ゛ーっ、
さっきみたいに叫びたい!
でもうるさくなるしなあ……
あぁ…(涙)」
我慢して空を見上げたら懐かしいことを思い出した。
ああ、初めて優季くんと逢ったときもこんな雲ひとつない青空だったな。