アキとアキを取り巻く人々の小さな物語
アキの持論だから、これが正しいって訳ではないとは思う。アキの今までの経験の中での話だから、もっとたくさん経験をつんで、また違う考えを持つ時があるかもしれない。
アキは体は衰える一方であろうと、心は成長していきたいのだ。
素晴らしい!凄い!カリスマ!を目指しているのではないので注意。
そこは、小心者なので、ただアキが好きな人達に嫌われたくないだけだったりする。
アキがこれだけ周りばかり気にするには、きっと過去の理由があるんだとは思うけど、辛かったり、悲しかったり、悔しかったり、寂しかったりなんだりで、ささいな事でも、嬉しい、ありがたいと思えるようになったんだ。ちょっと人が気にかけてくれたら、嬉しくて、それだけで頑張れる。
この辺が単純。本当に。
アキを知れば、アキは扱いやすい人間かもしれないですよ。現品限りです。
よろしく。
じゃなくて、どんなささいな事でも嬉しいという話…笑ってくれるだけでもいいんだよ。相手にとっては、何気なくした事かもしれないけど(あっ、笑顔を向けてくれた)っていうのが本当に嬉しい。
臆病者すぎるのかな。
人の目ばかり気にする自分は嫌いだし、正直自分がしんどい。だけど、アキはこう思う。
何でもない事で、自分は幸せを感じられる人間なのだから、自分は本当は幸せな人間なんだって。
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