君に届きますように

案外、子供の頃にした行いは身体が覚えているんだなぁと感じていた。
でも子供の頃よりは、大きくなった手が、やりやすさを感じている。
砂の城の大きさは、俺の膝くらいの高さで出来上がった。

「すごいっ!」

「…な。俺も本当に作れるとは思わなかった」

俺自身、驚きの出来だった。昔に父親と作った砂の城がまさか作れるとは驚きだ。

「拓海は天才なんだね!!」

< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

‡月と野良犬‡

総文字数/2,042

青春・友情5ページ

表紙を見る
君に届きますように【詩集】

総文字数/14,762

詩・短歌・俳句・川柳51ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop