この気持ちを捧げたい

《Ｆクラスだけの順位だと何位ですか？》

「えっ？最下位だけど？」


じゃあ２年生の中で一番悪いじゃん！！


「朱香ちゃんはＡ組の中で何位なの？」


《１番ですよ？》

「はー！？頭どうなってんの！？」


いやいや正常ですよ！！


「なんか…すごいな…朱香ちゃん今から遊ばない？」


はい！？


「朱香ちゃんみたいな女の子初めてあった！周りの女は、うざい奴ばっかりだし…！付き合ってくれって…自分の顔を見てから言えって感じだわーーー」


なるほど…


モテルから大変なんだな…


「だからさ俺に付き合えってよ！」


どうしよう……

なんか不安なんだよな…


《どこに行くんですか？》

「そうだなーゲーセンとかファミレスとか？」


うっわーーー

超さぼりじゃん！！


「なあ行こうぜ！？」



そう言うと無理矢理、私の手を引っ張り私のクラスに向かっていった。