この気持ちを捧げたい


「ギャハハハハハハ!!」

思いっきり笑いました…。

私は急いでメモに言葉を書いた。


《なんで…笑うの?》

「あぁごめんね!だっていきなり呼び出して聞いてきた質問がそれって…ぷっ…」


そこまで言ってまた笑う裕也を見て馬鹿らしくなってきて屋上を出ようとした時、後ろから裕也の声が聞こえた。


「朱香!朱香は可愛くて素直で優しくてしかも頭がよくて完璧な女の子だよ!」

振り替えると裕也が少し照れながら言ってくれたのがすぐに分かった。


実際、私の心の中では褒めすぎだわ!!と突っ込んでいたが裕也の優しい気持ちが凄く嬉しくて裕也にピースをして屋上を後にした。


新山裕也…

裕也はこんな私に優しくしてくれる…

昔から自分の事より私の事ばかり心配してくれる優しい奴だ。

裕也は見た目は清楚なスポーツマン


髪の毛は茶色で今時の男子の髪型をしている。

実際にスポーツ万能だし


でも…頭は悪い…

この間のテストなんて

25点だったらしい…

ありえない………








あっ…


今更思いだしたけど…

あの拾ったテスト…

どうしよう……




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