BLACK 〜それでも君に出会った〜
すぐに携帯を取り出してみると‥
メールを1件受信していた。
《FROM:浩司くん
subject:今日お疲れ♪
―――――――――――
遅くまで引っ張り回してごめんな?
また会える?》
あたしは、何だか凄く嬉しくて、
自然に頬が緩んだ。
とても素直な気持ちになれて‥
あたしにも、綺麗な心が残ってたんだって思えた。
だけど、
あたしは、汚れのない本能の部分で生きる程
無邪気な子供なんかじゃなかった。
全てを疑うほど
大人なんかじゃなかったけど‥
何もかも信じられるほど
子供にもなれなかった。
メールを1件受信していた。
《FROM:浩司くん
subject:今日お疲れ♪
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遅くまで引っ張り回してごめんな?
また会える?》
あたしは、何だか凄く嬉しくて、
自然に頬が緩んだ。
とても素直な気持ちになれて‥
あたしにも、綺麗な心が残ってたんだって思えた。
だけど、
あたしは、汚れのない本能の部分で生きる程
無邪気な子供なんかじゃなかった。
全てを疑うほど
大人なんかじゃなかったけど‥
何もかも信じられるほど
子供にもなれなかった。