BLACK 〜それでも君に出会った〜
『そうだよねー。
あはは、ごめんごめん。
俺、雅史。
コイツは真ね。
んで、後ろの金髪の奴が尚吾で、
黒髪が巧。』

雅史が、聞いてもいないのに
全員の自己紹介をし始めた。

『へぇ。
あなた達、M工業でしょ?その制服‥。』

茉莉がしゃべりかけた。
M工業の制服であることは、
あたしも気付いていた。

あたし達の高校から
一番近い、荒れていると有名な高校だった。

『そうだよ!俺ら2年。
君たちは??』

『あたし達、1年♪じゃあ、先輩なんだ。』
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