BLACK 〜それでも君に出会った〜
真の家は両親共働きらしく
誰もいなかった。

あたし達8人が真の部屋に入ると
部屋がいっぱいになって
息苦しかった。

しかも、
部屋に落ち着いた途端に
全員が煙草を吸い始めたので
煙が部屋中に籠もって息苦しくなった。

『さっきの会話の流れだと、
茉莉達4人とも彼氏いないんだろ?
俺達もなんだよなぁ。』

雅史が問いかけた。

『そーだよ!
もう、毎日つまんなくってさぁ。
学校も居心地悪いし、疲れるし。
癒しがほしーい!!』

『俺で良ければ癒しになるけど??』

『冗談でしょぉ!?』

‥なんだか茉莉と雅史が
誰から見てもいい感じになって来た。
< 83 / 159 >

この作品をシェア

pagetop