あいうえお作文〜桜の下、真面目なおまえに惚れた俺〜



『なに、つまづいてケータイ見ながら泣いてんの?変なヤツ!』



ニヤッと笑っておまえを見たけど、おまえは笑っていなかった。



温もりがほしそうに、ただただ自分の身体を抱きしめていた。



『ねぇ……』おまえは涙で濡れた目で俺を見上げた。



『喉、渇かない?お茶…付き合ってよ…』





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