恋果実




ほんとに馬鹿だ...。


こぃつの親を見てみたぃょ。


「あんたの親ゎ?」


「...」


応答なし。


あ...れ?

まずぃ事聞ぃちゃったかな!?


「ごっごめん!」


私...余計な事聞ぃちゃったょね。


「ぃゃ...。俺の親ゎ居ねぇょ。姉貴ゎ居るけど」


ぇ...?


「親が居なぃって事ゎ...」


私ゎあぇて何も言ゎなかった。


「そぅ。死んだって事」


男子ゎ笑ってぃるのに悲しぃ顔してて。


母性本能だかなんだか知んなぃけどこぃつを守ってあげたくなった。


それから男子ゎ私にゆっくりと過去の事を教ぇてくれた。


親が亡くなった後に預けられた養護施設でひどぃ事を言ゎれた事。


その後かなり極悪の不良になった事。


男子ゎ今にも泣きそぅな顔してた。


辛かったんだ
苦しかったんだ...。


なぜだか私が涙を流してぃて。


そんな私に男子ゎ言った。


「なんでお前が泣くんだょ」

って優しく笑ぃながら。
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