恋果実
やっぱり今までの女と全然違ぅからさっぱりだぜ。
「太陽って名前もぃぃ名前だと思ぅなぁ」
そんな風に名前で褒められたのも初めて。
「そぅか?...この名前.親父が決めたんだと」
俺ゎこの名前が嫌ぃ。
なぜかって?
...親父が憎ぃから。
なんて思ってぃるとふわっと何かに包まれた感じがした。
...かと思ぇば海で。
「うっ海!?」
なんだこの展開ゎ。
そぅゅぅとこがムカつくんだょ...。
無防備で?
俺ゎ気持ち抑ぇてるっつ-のにあっちから抱きつぃてきて?
んとなんも分かってねぇ。
「ごっごめ...ん...んんっ!」
俺ゎそぃつの手を押さぇつけてキスをする。
「はぁ...ん..」
こぅぃぅの慣れてなぃのかょ。
くそじゃん。
「なんで...?」
おめぇさ。
「お前がムカつくからだょ」
そんくらぃ分かれょ...。
「ぇ...?」
「俺の嘘にまんまと騙されゃがって!その上同情?...意味分かんねぇ」
俺の中のなにかが狂った様に口ゎ動く。
「どぅぃぅ事...?」
「だからぁ!今まで言った事全部でたらめだったの」
もぅ...こんな俺ゎトメラレナイ。
「俺の演技上手かった?...泣ぃちゃってたょねぇ」
考ぇてもなぃ事を口ばしる俺。
そして海のあごのラインを触ると
「やめて!...汚ぃ手で触らなぃで...」
って。
海ゎ俺の手を払ぃのけてから言った。
「最低」
涙がポロポロ流れてぃる目で睨み付けられた。
俺が止める事なく海ゎ出て行った。
「ははっ」
なんかもぅなにもかもどぅでもょくなって笑った。
でもそんなの間違ぃで。
それを教ぇてくれたのが海だった。