嘘×恋

安心



「…はぁっ…はぁっ……」

ガラッ-!!!


勢いよく職員室の扉を開けて先生を探す。


「…先生…相沢先生…」


小さく呟いて先生を一生懸命探す。


「………青山??」


この声……!!先生!!


先生は,あたしの後ろに立っていた。
今,職員室に戻ってきたみたい。


「…せん…せ…っ…」


ポタ…ポタ-………


先生の顔を見ると何故か
涙が溢れてきた。


グイ-………!!


先生は,あたしの手を引っ張って職員室を出た。


先生…………??










< 79 / 167 >

この作品をシェア

pagetop