嘘×恋


俺は,少しだけ速度を
あげて奈央に近づいた。



「奈央…??」



後ろ姿に声をかけたら
ビクッとした奈央。


そこまでびっくりしなくてもなぁ…



「…広…人…」



振り返った奈央は怯えた顔をしていた。



「乗ってく??」



「別にいい。」



すぐに断られた。
傷つくなぁ〜なんて。









< 99 / 167 >

この作品をシェア

pagetop