恋の記
「まぁ君あーそーぼっ!」

「今行くから待っててー!」



川と呼ぶには可愛いすぎるくらいの川にかかる橋を二人は手を繋ぎ渡りその先の公園まで駆けて行った。



小さな公園には二人の秘密の隠れ家がある。



僕はこの隠れ家でまぁ君と色んな話をする時間がとても楽しみだった。



まだ4才の僕らはお互い意識などしていなかったが恋というものがあったとしたらこれが始まりだったのかもしれない。

< 2 / 8 >

この作品をシェア

pagetop