キミハスゴイヒト
『んなわけないでしょ。』




『顔は正直よ?』




『絶対違うもん。





それよりいくつか
質問があります!』




さっきの事
たくさん聞こーっと。



『まぁ今暇だし?


どうぞ。』





美姫菜は私に

紅茶をいれてくれた。




『では。




美姫菜と拓夢くんの
出逢いっていうか
なんていうか。



どうして今日に
至ってるの?』





『話すと長いわよ?



覚悟して聞いてね。








おんなじ高校だったの。


まぁ最初は
普通に同級生だったんだけどね



うちは
まぁ見た感じ裕福な家庭じゃ
無かったから



エンコーとかしてたわけ。




で、その帰りに

私は「黙っててあげるから」って

その高校の三人の教師に
レイプされそうになってた。



でもちょうどそのとき通りかかった
拓夢が…



「テメーらいい加減にしろ」

ってね。




その後泣き崩れた私を
今日は泊まりにおいでって



まぁ若気の至り?ってやつ?


助けてもらったから
ヤったんだ…



多分真希はそん時にできた。




んでまぁ、

その後付き合って

妊娠して

出産して


結婚して…


今日に至ります。』
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