キミハスゴイヒト
オギャァー オギャァー
あっ…。
『おめでとうございます!
朝希ちゃんとおんなじ
女の子ですよぉ。』
『亜姫菜ぁ…!
よく頑張ったね…。
おめでとう。』
佳那斗が入ってきた。
『亜姫菜ッ…
頼りなくてごめんな…。
気づかなくてごめん。
ありがとな。
んで、お疲れ様。』
『…佳那斗ぉ。
ものすごく不安だったんだからね』
私と佳那斗は抱き合った。
『…ラブラブ中失礼して
赤ちゃんの名前
決めた?』
『…。
うん。しかも女の子のだけ!』
『何々?』
『発表します。
香奈 カナです。
佳那斗のカナと
亜姫菜のナで…。』
『いい名前じゃん。
じゃあ出産手続き
私たちしてきちゃって平気?
自分達でやる?』
『お願いしてもいッかな?』
『行ってきますね。』