そして秘密の〜番外編〜
それから数分で、スーパーに着いた。



「着いたぞ」

駐車場に車を停め、美雪に言った。



買い物かぁ……。

学校からは離れているけど、在校生が何処に住んでいるか全員を把握している訳ではないので、万が一、2人で居る所を見られたらマズイよなぁ。

1食分の食料を買う位だったら、美雪1人で持てるよな?



俺は車で待つ事にして、ポケットから財布を取り出し、美雪に差し出した。



『ん?』と言う感じに首を傾げる美雪。

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