そして秘密の〜番外編〜
「おやすみなさい」

「おやすみ」



俺の返事を聞いてから、美雪はドアを閉めた。

そして、俺に手を2~3回振って見せてから、家へと帰って行った。



俺はほんの数分待って、美雪が家に着いた位のタイミングで、車を発進させた。

そして、美雪の家の前を通る時に減速して、美雪が無事に家に入ったか確認しようと、玄関の方を見た。



あっ、美雪。

門の向こう側で、美雪が俺を見送る為に待っていた。

< 402 / 502 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop