― 怪盗 JEWEL ―



ヒラリッと美少女は高く飛んだ。



大きい窓にトンッととびうつるり窓をあけた。



「ごめんなさいね。無駄な争いはしたくないの。」

美少女は後ろ姿でいう。

「お前!ここ何階とおもっている?!35階だぞッ!?」


「35階がどうしたの?」


美少女が笑う。


「私をなめないで。」


美少女はくるっとこちらに体を向けた。


そして顔につけていた仮面を瞬時にとり、人々にみられないようバッと飛び降りた。

美少女は降りる瞬間こういった。

「今宵も美しいJEWELをいただき。」


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