バツゲームな彼女
もう来てくれないのかな。
僕がそう思い始めた時彼女は突然やってきた。

「ゴメンなさい。本当にゴメンなさい。」

息を切らしながら謝る彼女になんだか申し訳ない気がして

「気にしなくていいよ。来てくれて本当にありがとう。」

僕はとにかくどんなに遅れても彼女が来てくれた事が嬉しかった。

「ありがとう。ホントにごめんね。お詫びにお昼ご飯おごるから。」

彼女に言われるままに僕は連いていった。
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