†声優アイドルの男子高校生†【2】
†0時†
なんとなく・・・・・・




別々に――




ふかふかのベッドに入り、

俺たちは横になった。




ロウソクのような

薄茶色のあかりをつけた中




「クリスマス・・・・・・
もうすぐおわるね」




横になりながら、携帯に光る

時刻を気にしながら、

美奈子が言った。





「あ、ああ・・・・・・」




ドキリとしながら、俺は返事をした。





0時を、過ぎる。




つまり、26日になって




美奈子の言ったとおり




クリスマスは終わる。




その時・・・・・・




元に戻るかって、ことだ。







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