†声優アイドルの男子高校生†【2】

「お願い! 翔ちゃん!
もう行かないと、

遅刻しちゃう!」




美奈子が、泣いてたとは思えないほど



しっかりとした口調で強く言った。





「は・・・・・・?

言ってる意味わかんねーんだけど・・・・・・」





俺は、なんとなく



後ずさりながら言った。




間近に見る俺――



いや、美奈子・・・・・・



だから、ややこしいんだよ!!







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