†声優アイドルの男子高校生†【2】
控え室へ



俺に続いて入ろうとしていた美奈子。




付き人が入るわけにはいかないってことか・・・・・・?





美奈子が、

今までそれらしく

男っぽく
振る舞っていたのに
ふいに声をかけられ


あわてふためいている。





助けを求めるように俺をみたり、

キョロキョロと目がおよぐ。





そのあわてぶりが、美奈子らしくて

俺は軽く笑ってしまった。





「着替えを手伝ってもらいます」





俺が、美奈子を先に中に入れながら言った。







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