シルバーブラッド 眠らぬ夜に
「これくれい、驚いてやれば、満足か?」
ちょっと驚かそうと思っただけなのは、ちゃっかりバレていたらしい。
残念。
「牧野こそどういう子がタイプなの?」
「浩之みたいな子」
「いや、だから」
「清楚な感じの子」
「うそだ。
いつも派手系の女の子ばかり連れてくるじゃん」
「そうだけど、たまたまそうなるだけだ。
好みだから連れてくるわけじゃない。
だいたい、好みの子が来るって分かってたら、浩之なんか誘わない。
横取りされたら嫌だもん。
もっと女の子の気を惹かないヤツを連れて行くって」
ちょっと驚かそうと思っただけなのは、ちゃっかりバレていたらしい。
残念。
「牧野こそどういう子がタイプなの?」
「浩之みたいな子」
「いや、だから」
「清楚な感じの子」
「うそだ。
いつも派手系の女の子ばかり連れてくるじゃん」
「そうだけど、たまたまそうなるだけだ。
好みだから連れてくるわけじゃない。
だいたい、好みの子が来るって分かってたら、浩之なんか誘わない。
横取りされたら嫌だもん。
もっと女の子の気を惹かないヤツを連れて行くって」