100万回愛してね★
タケはほんとに優しいよ。






昔、私が泣いてる時泣き止むまでずっと一緒にいてくれた。








「そんなに愛斗のこと好きだったのか?」





私は静かにうなずいた。







「私ね、愛斗のこと好きなくせにね、自分からサヨナラしたの。愛斗に振られるのが怖かったんだ」







タケは何も言わないで私の頭をなで続けてくれた。









「なぁ、由紀?」








「ん?」










< 132 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop