すとっぷ☆ご主人様
いや…
…誰か……
「助けてッ…」
かすれた声で呟く
目をギュッとつむる
「…離せよ、」
…この…声は………
「…!失礼しました!!」
………泰我…
「…ありがとうございます」
助けてくれた
「…だから、嫌なんだ…」
「?」
泰我は私の手を握り締めて歩き出した
「ご主人様?」
何にも反応がない
「ご主人様……?」
人通りのない廊下に連れて行かれた
「ひゃッ!」
壁に押さえ付けられて、頭を固定された
………ぇッ…え?
目線だけあげると、不機嫌に私を見つめる泰我
「…」
私…悪いことしたっけ?