すとっぷ☆ご主人様


その日の夜に泰我の部屋に行くと



泰我がいなかった



「アリャ?…泰我ぁーー」



私はベッドに腰をかけた



……あぁ、疲れた…はしゃぎすぎかなぁ






「ぅんん…」



目を開けたら、泰我が目の前にいた



「きゃッ!?」



「寝といて、“きゃッ”はないだろ」



「…どこ行ってたの?」



「シャワー」



………そっかぁ……



「てか、誘ってんだろ?」



さッ誘うッッッ!!!???



「誘ってない!…眠かっただけで……!!」



すると泰我がクスリと笑って



私の両手を押さえた



「…そーゆーのが、俺を誘ってんだよ」



「ぇッ!?…そんな…きゃんッ!」



泰我に触られる身体は、



甘い毒におかされていく


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