すとっぷ☆ご主人様
………でも…私…どうしょ……
「……じゃぁ、どの子ならいいの??跡取りなんだから……」
「依千花、」
「依千花?」
……泰我……!!??
何言ってるの!!??
「依千花…、誰なの?それは」
「俺の好きなやつ」
「……まさか…あのお祖母さまの言ってた?」
「そうだろうな?」
泰我のお母様の声が震えていく
……泰我……?
パッとモップが手から離れた
……や、ヤバいよぉ!!
カツーン
一斉に視線が集まった
「依千花…」
泰我がため息を漏らした
「…あなた、おりてきなさい」
…怖い…
威圧感がものすごい…
私は震える足取りで、泰我のお母様のもとに歩く