すとっぷ☆ご主人様
「まぁ、形だけは…出来てるみたいね」
冷たい目付きで、睨まれた
………怖…
「泰我、行くわよ」
「は?」
泰我が笑顔を崩した
泰我のお母様は、カツカツと靴の音を響かせて歩いている
「これから、挨拶に行かないとね」
「なんの…ですか!」
キレる手前の泰我…
泰我のお母様は、知らん顔…
私は1人、残された……
……ど、どうすれば…
辺りを見ても、知らない人ばかり……
「………」
前もこんなこと…あった気が………
「こんにちは、君…顔を見たことがないね…名前は……?」
お酒で酔っ払った、男の人が私の肩に手を回してきた…
「ぃゃっ…」
「そんなこと…言っていいと思ってんのぉ……?」