すとっぷ☆ご主人様


男の子に向けた笑顔じゃない………



なんか…黒い笑顔………



「む、無理ですッッ!!!」



「行け」



………行けって……



木………



………無理…



チラッと泰我を見ると、変わらない黒い笑顔



と、期待に溢れた男の子の笑顔…………



うぇぇぇ~~ん



泣きそうになりながら木を上り始める



「早く登れ」



そんな…無理ぃ……



はッ!!!!!!!!



…スカートの中……下着だったぁ!!!



「今日は、ウサギサン柄ですねー」



下から晶さんの声がする



「…ッッ………」



恥ずかしいよぉ



メイド服着た人がこんな木に登るのおかしいでしょ!



一本の太い枝に跨がって手を伸ばした


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