すとっぷ☆ご主人様


もうそこには、男の子はいなかった



「…ほんと…ですか……?」



「俺の気が変わる前に降りろ」



…ッ……



………えぃっ!!



思い切って木から離れた



「きゃぁぁッッ!!!」



ぎゅっ



「ひゃッ」



地面に足がつかない



「以外に軽いな」



私を受け止めてくれた泰我



なぜか晶さんはいない



「あの…足がつきません、離してください」



「昨日、かってに寝やがって」



「…すいません……」



「許さない」



そう言って腕の力が増す



「ぇ…ん!?」



口に触れるだけのキス



「今はそこまでな、」



そう言って私を離す



「ウサギサン柄のメイドさん」


< 32 / 219 >

この作品をシェア

pagetop