すとっぷ☆ご主人様
「んちゅ…ンぅ…ん…」
その日の夜、いつものごとく
キス
婚約者がいるのに…
こんなことッ…
「はぁぅん…」
息をつかせてくれない、激しい
…ヤダ………
私は、泰我を押した
「依千花…?」
いろっぽい声の泰我にドキドキする
「婚約者が…いるんだらか……キスはしないでくださいッ………」
婚約者…
いや…
心がきゅうってしめつけられる…
「は?…なんで?俺が誰とキスしようがかってだろ」
…私も、その"誰か"の中の人なんだよね……
「婚約者の方にしてくださいッ!」
いたい…
なんで?
心がいたい…