すとっぷ☆ご主人様


あ…



依千花…



よかった…



依千花が顔を上にあげた



カタカタと震えてる身体に



涙の溜まった目………



…心配させやがって………



依千花が変なことを言い出した



「満理様が…」



満理か…



嘘つくにも、ほどがあんだろ………



愛し合ったとか…



考えらんねぇ…



でも、依千花は泣きそうで



…単純なやつ………



晶がやってきて、話しをしていると



掴んでいた腕がだんだん倒れていく



依千花が倒れた



冷たくなった身体がカタカタと震えて



頬がほんのり赤い…



そんな状態の依千花を抱き締めて屋敷にもどった



晶が呼んだ医者によると、軽い疲労が原因らしい



「それでは、泰我様?依千花ちゃんを預かります」


< 92 / 219 >

この作品をシェア

pagetop