クリスマスの夜に☆続
『な、なんでですか!!?』
「マシアン様。それでも私のおじ様ですか」


おじ様…??


「冬樹は子供たちが戴大切か??」
「大切です、とっても。」


そして私のほうをみた。


「あなたは子供が大切か?」
『はい、大切です。宝です』



「そうか。ならなぜ。子供達をほったらかしにしておじいさんたちに預けた?」
『「え??」』


「子供たちがわしのとこにきたんじゃ。」



私はもう泣くしかなかった。
冬樹もそうだった。

マシアン様によれば
二人とも我慢してくれていたんだって。
あの日。
本当はいなくなったら迎えにきてくれるって
そう思ったから自分達でお兄さんに頼み込んで
失踪を計画した。と。


「わかったかね。」
『マシアン様。子供達はなぜマシアン様のところをしっていたのですか』
「おじ様。答えてください」



そういってマシアン様は微笑んだ





「あの子たちはわしが冬樹たちのところへいかせたんじゃ」






でも。もう私たちが育てた子供なんだから。
マシアン様の子供じゃない__

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