俺様VSド田舎娘
「ここここ…!!!!こんな高そうなお店で食べるの!?!?」
私はパニックになっていた。
こんな所でご飯なんて食べたら…
神様からバチあたるよーーっ!!!!
「あー…、もう。大丈夫だってば!!」
そう言ってくーちゃんは私の腕を引っ張る。
「待って待って!!!ホントーに無理だって!!こんな高級店、私がくるとこじゃないよー!!」
私は半泣きでそう訴えた。
「だからー!!!大丈夫だって!!」
「バチがあたるー!!」
私のパニックは急上昇。
「人の話を聞けバカ!!!」
ゴン!!!
私はくーちゃんからゲンコツをくらった。
「いたい…」
「全く…。人の話を聞けっつーの」
「ごめんなさい…」
私はシュンっとなって謝った。
「あのね、ここは高級店に見えるけど、実は違うの」
「…へ?」
違う…?
私は頭の上に?を浮かべた。
「ま、来て見れば分かるから」
そう言ってくーちゃんはエレベーターに向かって歩き始めた。
私もくーちゃんの後ろをおいかけた。