俺様VSド田舎娘
それから私は噂のタクシー乗り場へと連れて行かれた。
タクシー乗り場には、同じような車がたくさんあった。
これがタクシーかー!!!!!
私はその場をキョロキョロして、いろんなタクシーをみた。
みんな色が似てる…笑。
何が面白いのか分からなかったけど、なぜが私は吹き出してしまった。
「ちょっと、なんで笑ってんの?」
そんな私の行動に違和感を感じたのか、くーちゃんが私に訪ねた。
だけど、私はツボに入ってしまったらしく…。
くーちゃんの問いに答えることができなかった。
「全く…。あ、ほら。タクシー来たよ」
私が笑っていると、私たちの目の前に緑色のタクシーが止まった。
私はなんとかして笑いを止めて、車のドアを開けようとした。
…が。
パカ。
「にょええええええ!!!!!」
タクシーのドアが自動に開いた。
タクシーのドアが自動で開くなんて…!!!
私は変な悲鳴をあげたあと、タクシーを見つめて感激していた。