俺様VSド田舎娘
「野崎女子学園までお願いします」
「かしこまりました。」
あのあと私は、くーちゃんに誘拐のように車に押し込められた。
車が発進すると、私のテンションも急上昇。
おー!!!!
動いたぞー!!!!!
すごーい!!!!!!
ついにタクシーデビューしたぞー!!!
なんて思っていると…
「さーーーなーーー………」
どす黒い声が隣りでした…。
恐る恐る隣りを見てみるとそこには、かなーり黒いオーラを放ったくーちゃんがいた。
「は…はいー?」
私はわざとスマイリーに答えてみた。
「はいー?じゃないわよ!!私がどれだけ恥ずかしい思いをしたと思ってるの!?」
ひぃいぃい!!!!!!!
くーちゃんの顔はまるで鬼と悪魔が合体したかのような顔だった…。
「全く…!!!人が多いんだから、ああいうこと言うのやめてよね!?こっちの方が恥ずかしい!!!!」
うわあ…
くーちゃん、超こわあ…
「分かった!?」
「…はーい」
「返事が小さい!!!!!」
「はい!!!!!」
私がそういうと、くーちゃんは満足したのか少し怒りを沈めた顔になった。
あー…
よかったあ…