蒼空色のキミ。

俺は少し様子見ることにした。


相手が女だったら話は別だけど、
男なら自分でどうにかするだろ。



「この野郎ッ!」


年上かと思われる奴の拳がそいつを直撃しそうになる。


なッ・・・防がねぇのかよ!?


ダッ


パシッ



『ちょっと先輩・・・後輩相手にそれは無いんじゃないですか?』


「お、お前は七瀬・・・・・・」


慌てたような顔。


俺も軽く睨み返す。



もちろん王子様スマイルでね?
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