蒼空色のキミ。
ピタッ



……へ?


次はなんでしょう?


隣を歩いていた伊織がいない。




「伊織さーん?」


恐る恐る振り向くと伊織は手招きをする。


何でしょう?ワガママお嬢様?(失礼だぞ!!)



「――――ッ」


「?」


何言ってんの、伊織。


「約束だからね?」


そういい終えると、伊織は紅女の中へ手を振りながら入っていった。
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