初☆彼~ハツカレ~
「未樹ありがと!あんまし痛くなくなった!」

「そっか!じゃあ帰りますか♪」

「そうしますかっ♪」

あたしはベッドから出て、鞄を持つ。


いやぁ・・・・でも磨苑ちゃんはびっくりしたなぁ・・・・。
いきなり蹴られるなんてさ。


「架奈。あのさ。」

「ん?」

「磨苑って子、気をつけてね?またなんかあったら心配だし・・・・・ね?」

未樹・・・・。

「ありがとうっ☆」

そういってあたしは未樹に抱きついた。
やっぱ持つべきものは親友だねっ!!

「うん。これからはなるべくあたしにくっついててよ!?」

「ヤダ未樹。お母さんみたーい!」

そんな会話をしてたらあっという間に分かれ道まで来ちゃった。

「じゃ、また明日ね!」

「うん。バイバイ!!」
手を振って別れる。

この分かれ道から5分くらい歩けばすぐにあたしの家。
今日にご飯は何かなー☆、なんてルンルンで歩いてると人影が見えた。

誰だろ・・・・?

え、こっちにくるよ・・・・?
まさか、磨苑ちゃん?
ヤダ・・・・・怖い・・・・・・・・。









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