先生と私。
一.青空



汗で服がまとわりついて
気持ち悪い。

―…今は夏。


誰と話す事もなく、本来入ってはいけない屋上に行きただ…ただひたすら1人で空を見上げる。

雨でも雷でも雪でも…―


友達なんていらない。
恋人なんていらない。

"今"幸せでもいつかは
愛する人からの"裏切り"
が待ってる。


その傷は治ったように思えても、決して消える事のない傷。


自分の心に大きな傷を残すぐらいなら、人と関わらなければいい。






< 1 / 24 >

この作品をシェア

pagetop