先生と私。
一.青空
汗で服がまとわりついて
気持ち悪い。
―…今は夏。
誰と話す事もなく、本来入ってはいけない屋上に行きただ…ただひたすら1人で空を見上げる。
雨でも雷でも雪でも…―
友達なんていらない。
恋人なんていらない。
"今"幸せでもいつかは
愛する人からの"裏切り"
が待ってる。
その傷は治ったように思えても、決して消える事のない傷。
自分の心に大きな傷を残すぐらいなら、人と関わらなければいい。