Foreverlove
あたしの世界は色を無くして、時間が永遠に止まったような気がした。「どうした?星空なんか見上げて。」涼也が、あたしの肩に上着を掛けて、あたしの隣に並んで空を見上げた。「誕生日だから・・・」「え?」不思議そうな顔をする涼也。「あたしのね、大切だった人の誕生日なの・・・」涙で霞む星空をまた見上げた。涼也は優しくあたしの肩を抱いて、一緒に星空を見上げていた。