君は星






―…え?





…いや、おかしくなんてない。

むしろ、二十歳で、今までに好きになった人が一人なんて、少ないだろう。



でも、私の感情は、理解に戸惑ってるみたいだ…。

「へぇ、そうなんだ。いくつの時?」

私は心を抑えて、明るく言った。

爽は、照れながら呟いた。

「小6の頃だよ。一目惚れしちゃったんだ。」

爽が、ヒトメボレ…!?

「…その人、今…」

「大人二枚です。」

タイミングって、良いときと悪いときの差、大きすぎない?
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