君は星
7.遊園地
一度、聞くタイミングを失った私は、深く追求できなかった。
今も好きなの?
ただ、そんな疑問だけが、胸にこびりついていた。
「ねぇ、更莉ちゃん、ジェットコースター、乗る?」
「ジェットコースター?…ごめん、私、絶叫系苦手なの。」
そして、言った瞬間、"しまった、我慢してでも合わせれば良かった!!"とも思ったが、手遅れだった。
「あ、爽、乗りたかったら行ってきていいよ!私、この辺で待ってるから!」
そう、笑顔を心掛けて言った。
しかし、爽はクスッ、と笑って、
「いや、実は僕も苦手なんだ。でももし更莉ちゃんが乗りたいんだったら、僕もチャレンジしてみようかな、って。カッコ悪いとこ見せらんないと思ったんだけど、更莉ちゃんと同じなら、いっか。」
首を少しだけ斜めにして笑う爽に、またもやドキリとしてしまった。
そして"更莉ちゃんと同じ"という響きが、胸を微かに焦がした。
「じゃあさ」
今も好きなの?
ただ、そんな疑問だけが、胸にこびりついていた。
「ねぇ、更莉ちゃん、ジェットコースター、乗る?」
「ジェットコースター?…ごめん、私、絶叫系苦手なの。」
そして、言った瞬間、"しまった、我慢してでも合わせれば良かった!!"とも思ったが、手遅れだった。
「あ、爽、乗りたかったら行ってきていいよ!私、この辺で待ってるから!」
そう、笑顔を心掛けて言った。
しかし、爽はクスッ、と笑って、
「いや、実は僕も苦手なんだ。でももし更莉ちゃんが乗りたいんだったら、僕もチャレンジしてみようかな、って。カッコ悪いとこ見せらんないと思ったんだけど、更莉ちゃんと同じなら、いっか。」
首を少しだけ斜めにして笑う爽に、またもやドキリとしてしまった。
そして"更莉ちゃんと同じ"という響きが、胸を微かに焦がした。
「じゃあさ」