君は星
「きっとファンが理解してくれるって信じてるし、事務所も理解あるトコだから分かってくれるよ。」
「もし…分かって貰えなかったら?」
「その時は…」
「やめちゃうかもしれない。」
「え…!?」
「仕事も確かに僕の一部で、すごく大切なんだけど…」
「でもやっぱり、更梨ちゃんには負けちゃうからね。」
そんなににっこり笑って言わないで。
「でも…爽は、言うなればみんなの"星"でしょう?」
「星?」
私はうん、と
小さく頷いた。
「星がなくなれば、暗くて何も見えなくなるし、道標を失って、困ってしまう。」
爽は、なるほど、と
小さく呟いた。
「でもさ。」
でも?
「星は、僕だけなんかじゃない。」
違うよ。いつもみんな、吉岡爽吉岡爽って言ってるもん…。
他のアイドルの名前なんて、滅多に出ないんだから…。
「こうしている今だって。」
「もし…分かって貰えなかったら?」
「その時は…」
「やめちゃうかもしれない。」
「え…!?」
「仕事も確かに僕の一部で、すごく大切なんだけど…」
「でもやっぱり、更梨ちゃんには負けちゃうからね。」
そんなににっこり笑って言わないで。
「でも…爽は、言うなればみんなの"星"でしょう?」
「星?」
私はうん、と
小さく頷いた。
「星がなくなれば、暗くて何も見えなくなるし、道標を失って、困ってしまう。」
爽は、なるほど、と
小さく呟いた。
「でもさ。」
でも?
「星は、僕だけなんかじゃない。」
違うよ。いつもみんな、吉岡爽吉岡爽って言ってるもん…。
他のアイドルの名前なんて、滅多に出ないんだから…。
「こうしている今だって。」