LOVEファイト!
わたしはカバンを持って、立ち上がった。
「わたしは光輪学院・高等部2年の月花陽菜子」
「あっあたしは美夜学院・高等部1年の火祇(かし)朱李(しゅり)」
「それじゃあ後輩クン、またね!」
わたしは笑顔で手を振り、駆け出した。
…ヤレヤレ。
今日は早く家に帰ろうと思っていたのに。
思いのほか、遅くなってしまった。
ケータイを開くと、正義くんからのメールがたくさん来ていた。
「会いたいな…」
会いたいけど…会えない。
言いたいけど、言えない。
…いつまでガマンできるのかな?
「わたしは光輪学院・高等部2年の月花陽菜子」
「あっあたしは美夜学院・高等部1年の火祇(かし)朱李(しゅり)」
「それじゃあ後輩クン、またね!」
わたしは笑顔で手を振り、駆け出した。
…ヤレヤレ。
今日は早く家に帰ろうと思っていたのに。
思いのほか、遅くなってしまった。
ケータイを開くと、正義くんからのメールがたくさん来ていた。
「会いたいな…」
会いたいけど…会えない。
言いたいけど、言えない。
…いつまでガマンできるのかな?