LOVEファイト!
「でも黄龍はここらを取り締まるヤクザの血筋だって聞くけど?」
「ああ、しかも全国のヤクザをも支配できるって話だろ? ありえねーよ。そんな存在」
けれどわたしがいくら言っても、白雨はバカにするだけ。
「ここ東日本を取り締まる最大の組織・龍星会と、西日本を取り締まる最大の組織・空龍組の血筋を組む者こそが、黄龍だって話だがな。そんな存在、いたとしたらとんでもねーだろ?」
「…確かに、ね」
「俺が思うにだ。学院側はそうやって架空の存在を出して、生徒達の心を支配したいと考えたワケだ。黄龍なんて存在、ウワサだけでも存在したら、おっかなくて中々悪さができねーからな」
「まあ、ね」
「そんないもしない存在に、いつまでも怯えてちゃなんねーワケよ。俺は」
「あっ、そ」
「ああ、しかも全国のヤクザをも支配できるって話だろ? ありえねーよ。そんな存在」
けれどわたしがいくら言っても、白雨はバカにするだけ。
「ここ東日本を取り締まる最大の組織・龍星会と、西日本を取り締まる最大の組織・空龍組の血筋を組む者こそが、黄龍だって話だがな。そんな存在、いたとしたらとんでもねーだろ?」
「…確かに、ね」
「俺が思うにだ。学院側はそうやって架空の存在を出して、生徒達の心を支配したいと考えたワケだ。黄龍なんて存在、ウワサだけでも存在したら、おっかなくて中々悪さができねーからな」
「まあ、ね」
「そんないもしない存在に、いつまでも怯えてちゃなんねーワケよ。俺は」
「あっ、そ」