そら顔

無意識に時計を見るともう10時だった。
「えっこんなに時間たってたの」
またまた独り言をぶつぶつ…。
いろいろしてベッドに入った頃には日付が変わっていた。

＜次の日＞
～ジリリリリ…～

「はぁー…」
私にとって早起きは天敵…
泣く泣くベッドから出て準備した。
用意をし終わって家をでた。

＜アップル＞
「おはよーございまーす」
飛びっきり笑顔で挨拶をした
・・・。
「ぇっ」
誰もいない。
私はすごく不安になった。
すると、
『バイトちゃんかんげー』
バンバババン
「きゃーー」
私はとっさに叫んでしまった。
『驚いちゃったごめんね』
ってすごく優しい声がした。
顔をあげると幸司さんの優しい笑顔があった。
「私驚かされるの苦手なの…ごめん」
『これ恒例なんだごめんね』
「私こそごめん」
『ほんとごめんねじゃこんな空気は流して、パーティーしよう』
「ぇっ今日仕事は」
『実は今日は音色ちゃんのために臨時休業なんだ』
「ほんとありがとう」
『いえいえ』
それからみんなで騒ぎまくった